混合肌はもっともメジャーな肌タイプ、日本人女性の39％が自覚

パーソナル理解による最適化のマーケティングは必須。タイプ別理解が顧客満足度とLTVを向上するカギ

株式会社アイピーコーポレーション（代表取締役社長：岡本晃次）は、日本人女性の混合肌リサーチを実施。混合肌の特徴を、肌感覚や化粧心理を可視化するオリジナル手法を含めて多角的に解析し、従来にない新視点でマーケットの考察や仮説の検討にお役立ちできるエビデンスデータ【混合肌マーケティングブック＆デジタルレポート】を2024年8月1日より販売いたします。

1.実態と概況

混合肌は日本人成人女性（20-74才、5,161人）の39%で自覚されており、若・中年層の2人に1人、高年層でも3～5人に1人の割合で見られます。肌自覚としては、ふつう肌29％、敏感肌23％、を上回る最多の肌タイプです。

※混合肌は、1970年代に「Ｔゾーンオイリー・ほお目元ドライ」のお手入れ法を説明するために美容カウンセラーが使い始めたワード。現在ではドライ(部位)もオイリー(部位)もある「中間的」な肌感覚・肌タイプのイメージとして定着しています

2.ヒートマップ【D&O】で「混合肌」を可視化

当社が開発した可視化ヒートマップ【D&O】はドライ度（タテ）とオイリー度（ヨコ）をそれぞれ５分類し、タテ×ヨコ・25のゾーンごとに、例えば『混合肌』の発生率を表示します。全体平均値（39.1%＝2,023名）に比べて高いゾーンは濃いカラー、低いゾーンは薄いカラーで表示し『混合肌』を見える化します。
混合肌トータル（３タイプ計）の発生分布はたいへん広いことを確認。

パーソナル理解・マーケティング最適化のために、基本肌質（混合系-乾燥系-脂性系）にもとづくタイプ判別が重要であるため、
下図左・ゾーンごとの肌質分類基準に基づき「毛穴の悩み」を混合系・脂性系・乾燥系に統計的に分類。

【肌意識の可視化ヒートマップ】
※特許第5419004号（2013年）／美容判定方法、美容判定プログラム、美容判定プログラム記憶媒体及び美容判定装置
※特許第7349125号（2023年）／美容判定方法、官能評価方法、及びシステム

3.スムースな操作で直感的理解を促すデジタルレポート（BIツール）

混合肌の３タイプ分類を提案。（ドライ＆オイリー系／ドライ系／オイリー系）

各タイプで関連する肌悩みや化粧意識には大きな違いがあり、さらに年齢変化も考慮する必要があります。
複雑になりがちなクロス分析においては、クリック＆ビューでスムーズな操作のデジタルレポートが、直感的な理解をうながす最適ツールとなります。（マイクロソフト社のBIツール・パワーBIを採用）

クリック&ビューで探索しながら考察を深めてゆくことができるBI（Business Intelligence）ツールを活用したデジタルレポート。本ブックの無料サンプルをお申し込みいただくと体験ページもご案内いたします。

4.深層心理分析（たとえば「隠れ敏感肌」）

デジタルポートでは、肌悩み(44項目)、部位別悩み(24項目)、スキンケア目的(17項目)、ヘルスケア指標(10項目)との各関係性を構造的に可視化。
顕在レベルはもちろん、潜在～インサイトの隠れたレベルの悩みやニーズも見える化しています。
深層心理分析やヘルス＆ビューティ動線など、従来にはかったマーケティングの新しい観点をエビデンスとともに提供いたします。

5.ヘルス＆ビューティ動線分析への拡張性

健康悩み(63項目)、ボディ＆ヘアケア悩み(31項目)との関係性（ヘルス＆ビューティ動線）の構造的可視化についても、ご要望があればカスタマイズ対応させていただきます。

【混合肌マーケティングブック＆デジタルレポート】の概要