日本人女性の23%が敏感肌を自覚、健康品質の満足水準が低い傾向
敏感肌を自覚する女性は過去20年間でほぼ倍増、「美容プラスアルファの健康・生活提案」が顧客単価やLTVを向上する鍵
株式会社アイピーコーポレーション(代表取締役社長:岡本晃次)は、日本人女性の美容と健康意識の大規模調査を実施し、データ解析において敏感肌の特徴を可視化した上で詳細に解析し、健康・ライフスタイル領域を含むマーケティング戦略を提示致しました。
敏感肌を自覚する女性(%、年齢別)
1.実態概況
敏感肌は、日本人成人女性の20%超に自覚されている肌質で、若年層では3~4人に1人、中高年層では5~6人に1人の割合で見られます。過去20年間で敏感肌の自覚はほぼ倍増し、現在では乾燥肌(11%)を上回り、混合肌(39%)や普通肌(27%)に次ぐメジャーな肌タイプとなっています。
敏感肌では「強い乾燥感」が見られることが特徴です。混合肌・乾燥肌・脂性肌などとともに敏感肌を自覚するケースが多く、敏感肌を単独で自覚しているケースは3分の1にとどまり、肌タイプとしての概念は曖昧です。
敏感肌自覚女性の官能可視化チャート※/(右)25ゾーン別発生倍率
可視化されたヒートマップが示すように、強い乾燥寄りであるものの、混合~脂性のヨコ方向にも発生分布が広く、混合・乾燥・脂性・ふつうなどのメジャーな肌タイプとは違って単純な傾向が見えにくい点が特徴です。
このような官能の可視化は、敏感肌に対する疑問や考え方を整理し、敏感肌を精確に捉えてゆくための第一歩となります。
【官能可視化チャートを開発】
※特許第5419004号(2013年)/美容判定方法、美容判定プログラム、美容判定プログラム記憶媒体及び美容判定装置
※特許第7349125号(2023年)/美容判定方法、官能評価方法、及びシステム
2.注目トピック
肌の悩みは健康の声 – 敏感肌自覚を出発点にしたヘルス&ビューティイノベーション
本データ解析により、敏感肌の自覚は、ボディスキンや頭皮の悩みなどとも連動していることが明らかになりました。
3.将来展望
敏感肌の問題を美容の観点からだけでなく、ヘルスケアと関連づけて捉えることは、敏感肌マーケティングに新たな可能性をもたらします。
美容と健康の統合的なケアを通じて顧客単価やLTV(顧客生涯価値)の向上が期待できます。逆に、ヘルスケアからビューティケアへのアプローチも検討でき、弊社資料はマーケットにおける新たな動線を作るチャンスとアイデアをご提供します。
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調査要綱
調査対象:日本人成人女性
調査対象数:延べ32,500人のビッグデータ
調査方法:エステティックサロンのカルテ分析(2000〜2008年)及びインターネット調査(2019、2023年)
調査編集期間:
・調査・分析期間 2020年~2023年
・編集期間 2023年12月~2024年2月
<日本人成人女性の敏感肌とは>
本調査における日本人成人女性の敏感肌とは、独自開発した美容判定プログラム(可視化チャート)を使用し、「年齢層×意識レベル×タイプ×リスク」に基づく135通りのパーソナライズ化法により精度の高い敏感肌の分類定義を設定したものです。これには、顕在・不安・潜在の3意識レベル、乾燥・混合・脂性の3タイプ、トップ・ハイ・ミドルの3リスクレベルが含まれます。
出典資料について
資料名 | 【日本人女性の敏感肌の実態】ビッグデータ解析とマーケティング戦略の提案 |
発刊日 | 2024/4/1 |
商品形態 | PDF(レポート&データ、4MB)/ A4ヨコ(プレゼン可能サイズ) / 67ページ |
価格 | 280,000円(税込308,000円) |
お問い合わせ先
担当 | マーケティングマネージャー 浅田 |
住所 | 〒540-0028 大阪市中央区常盤町1丁目1番1号 前橋ビル2F |
電話番号 | 06-6966-1401 |
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